2015年03月07日
土筆ごはんを

毎年この時期土筆を採りにいく山沿いのところは、最近は畑を耕す人もなくなり、土筆の生えているところも雑草が増えて土筆は減っていた。それでも何十本かは採れた。
その帰りに知人に会ったら、土筆をみて「土筆ご飯にするとおいしいよ」・・・というのを聞いたら俄然土筆ご飯が食べたくなった。
そこでよくわからないけれどとりあえず、はかまを取り除き3センチほどに切って少しの油で炒め、酒、みりん、砂糖、醤油で味付けして暖かいご飯に混ぜていただいた。
土筆自体にほとんど味はないし、ちょっと甘めに出来上がったけれど、口の中は春の風が吹いていた。
「きみがため 春の野に出でて 若菜つむ わがころもで ゆきにぬれつつ」
昔も今も、春先のこのわくわく感はおんなじなんだね。
Posted by あやっぺ at
19:20
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