2013年06月28日

紅林版画を


今から約20年ほど前になるだろうか。
当時静岡東豊田小学校の校長だった紅林さんという方が子供でもチャレンジしやすい新しい版画の作り方を考案されたそうだ。
私が習っている絵手紙の先生が私たちにそれを紹介してくださった。
絵を鉛筆を使ってカーボン紙でスチレン板に映し、その線を鉛筆で深く彫る。
その絵に少しづつ絵の具をつけ、セロテープで張り合わせた黒レザック紙にこすり付ける。それを何回も繰り返す。
台紙が黒いので面白い効果がある。
私なりに先生の言葉を思い出しながらチャレンジしてみた。
困ったのはミッキーちゃんの耳。通常真っ黒なのでレザック紙には全く写らない。
どう表現すれば・・・と考えてグレーにしてみた。
絵の具をつけるとき、スチレン板の上ではじいてしまうので苦労したが、あとで説明書を読むと中性洗剤を少し使うと上手くいくと書いてあった。紅林先生がこのことを発見されたそうだ。
絵手紙の先生もお手本を見せてくださったときにたしかに中性洗剤を使っておられたのに私はすっかり忘れていたのだった。
説明書を読んでからやればよかったのに・・・あちゃー
それでもなんとかミッキーちゃんらしく見えるかなあ




Posted by あやっぺ at 14:26│Comments(2)
この記事へのコメント
紅林の娘です。
父が子供達に伝えた版画が今もみなさんに広まっていっていること、嬉しく思います。
伝えてくださった先生にもよろしくお伝え下さい。
中性洗剤を使うと絵の具をはじかないのでお試し下さい。
ありがとうございました。
Posted by 高山瑞穂 at 2014年12月27日 16:59
高山瑞穂さま
紅林先生と縁のある方に出会い感激しております。
紅林先生は素晴らしい版画を考案なさり、私たち絵手紙教室のメンバーも楽しくチャレンジさせていただきました。教室の植田先生が紹介してくださったのです。
紅林版画はとてもインパクトがありますね。
私はあまりうまく出来ませんでしたが教室の仲間は素晴らしい作品を沢山作られました。あちこちの絵画展などにも発表させていたき、好評でした。残念ながら植田先生は健康上の理由で教室をお辞めになりましたが、きっとこれからも紅林版画にチャレンジされる方がおられると思います。
私ももう一度チャレンジしたくなりました。
本当にありがとうございました。
Posted by あやっぺあやっぺ at 2014年12月27日 20:20
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    コメント(2)