2009年07月03日
次善の策は

世の中には想定外のことがときどき起きるが今日もそうだった。
献茶用の花の活け方を教えていただきにK先生宅に伺った。竹を切って作った花器を持っていったのだけど、包んだ新聞紙から出してみると!?!左右の花器の色が全く違っているではないか。どうやら片方の竹にカビが生えたようだ。驚くよりどーしよう・・・まずそのことが頭をよぎった。

この写真の竹は掛川の竹屋さんに特別に依頼して作っていただいたもので今からでは明後日には間に合わない。
タウンページや104で調べても竹屋という職種は今はないという。
たったひとつできることは、以前から献茶用に用意してあった陶器の花器を使うこと。それで急いで家元に取りに行ったのだった。結局元のやり方に戻ったのだけれど本来献茶用に使う花器は竹が正式だという。今回は次善の策ということになった。
何か想定外のことが起きた時にどう対処するか、次善の策はどうなのか・・・その時その人の資質が問われる。
私もまだまだ甘いなあ。
Posted by あやっぺ at
20:42
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