2015年03月31日
売茶翁の

写真は売茶翁(高遊外さん)が書かれた「無逸」という書。
250年以上前に書かれたもので、私たちが煎茶道の始祖として敬愛してやまない方の貴重な書に出会うことが出来、心が高鳴る。
この書は「NPO法人 高遊外売茶翁顕彰会」の会員がお持ちのもので、名誉会員であるわが流のNさんのところへ「皆さんで楽しんでください」と送られてきたものだという。
以前同じように送られて来た売茶翁がお持ちになっていた、小さなかわいらしい木魚も柄杓なども自由に持たせていただいたことがあった。(この喫茶去に載せました)
なので「お宝のように扱うのは売茶翁は決して喜ばれないのです」とNさんはおっしゃった。
「無逸」という言葉の意味はよくわからないけれど、のびのびと書かれたこの書をみていると、なにか傍で売茶翁がにこにことみておられるような気がした。
Posted by あやっぺ at
16:08
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