2013年05月06日

現場にいるような


小学校の時の同級生Sさんから本が2冊送られて来た。一冊は「下田・浦賀海防前線覚え書き」もう一冊は「長尾川流域のふるさと昔ばなし」という本だ。
一冊目の「下田・浦賀・・・」の方はSさんのご主人が著者で、先祖に当たる方が幕末に大変活躍されたときの史書で、膨大な史料を元に
書かれている。ご先祖の方は幕末に外国からやってきた異国人と交渉に当たっただけでなく、なんと勝海舟と共に咸臨丸でアメリカにも行かれたという。
本では何百年も会ったことのない外国人と細かなやり取りが再現されていて、当時の困惑ぶりなどがまる現場で見ているような迫力がある。
Sさんのご主人がずいぶんとご苦労されてこの書を書かれたことは想像に難くない。
貴重な本を贈ってくださったことに感謝し、何度も読み返してみたいと思っている。

「長尾川・・・」の方はまだ読んでいないけれど、地元に伝わる話なの興味津々だし、しっかり覚えておきたいと思っている。

  


Posted by あやっぺ at 19:48Comments(0)