2012年06月24日

本物かなあ?


久しぶりに蚤の市に出かけた。以前は同じようなものばかりであんまり面白くなかったけど今回はどうかなあと思っていたら、いきなり最初に見たお店にこんな作品(写真)が置いてあった。
織部の立派な壷だ。下のほうには蟹の絵も描いてある。店主の説明では「魯山人」が作ったものだという。
たしかに底に魯山人の名前が書いてあり、掘ったようなしるしもある。値段は5万円だという。「こういうところだから安くするんだよ」という。
でもちょっと待てよ・・・「何でも鑑定団」を見ていると偽物というのがいっぱい出てくる。魯山人はもっと個性的な作品が多いんじゃないかしら?値段だって安すぎるし・・などと聞きかじりの知識が頭をよぎる。まあたとえ偽者でもこんな立派な壷が家にあったら素敵だなあ(置き場所も、お金もないのに)などと考える。
他に乾山の角皿もあった。裏側にたしかに乾山の文字が。
またほかのお店でも茶道具が置いてあって店主とお茶談義をした。
そんな訳で久しぶりに目の保養ができて楽しかった。



  


Posted by あやっぺ at 17:59Comments(0)